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競泳水着が好き! 投稿小説ライブラリー

「競泳水着夜話」 著者: こちら亀有公園の反対側様 投稿日: [2004.03.03]


競泳水着夜話
 
時は2004年の初夏。
アテネオリンピックへの話題で盛り上がる頃だった。
 
東京都内の某大学のサークルでよくつるんでいた四人の男女が、居酒屋で飲んでいた。
彼らが大学を卒業して五年が経過し、四人とも会社員としてそれぞれの仕事に取り組んでいた。
四人の面々は、アキユキ、タカノリ、ナオジといった男三人に、紅一点のユリエ。
四人はほぼ同じ歳で、差があっても一歳程度しかなかった。
本来なら、他にも親しくしていたメンバーが三人いて、彼らとも顔を合わせるはずだった。
その三人は男一人に女二人の内訳だが、声を掛けたがいずれも都合が悪く、四人だけの顔合わせとなってしまった。
 
集まった四人の特徴について触れると、アキユキは調整役のタイプで、今回の顔合わせではメンバーへの連絡と店の予約をした。
幹事役には適任のキャラクターだった。
タカノリはリーダーシップを握るタイプ。
今回の会合は彼が発案者で、「おーい、ひさびさに飲まねぇーか」とアキユキに連絡を取ったのがきっかけだった。
ナオジは控え目なキャラクターで、付き合いはいいが自分から皆を誘うタイプではなかった。
今回の誘いをアキユキから聞いた彼は開口一番にOKだった。
最後はユリエ。
彼女はこの場にいる男三人に比べて、二つか三つ年上の雰囲気を持っていて、大人のいい女という美人系だった。
それでも性格的には男寄りで、同性の友達より男の中に混じって飲む方が気楽でいいと公言していた。
 
そんな四人の顔ぶれだが、集まって店に入り、生ビールで乾杯をした当初は、それぞれの近況を話題に淡々と話が進んだ。
社会人ともなると、在学当時の飲み会のように、一気飲みに近い行為をしていきなり盛り上がるということはなかった。
それでも飲んで話が進むにつれ、次第に四人からはトーンアップした声やゲラゲラと笑う声が聞かれるようになった。
 
そうなってくると、これまでのようにタカノリが話題の仕切り役となり、彼の口から出た言葉が発端となって話しが広がっていく。
あるタイミングで彼がふと口にしたのは、アテネ五輪での金メダルが期待される日本人水泳選手のことだった。
それが元となって、話題は競泳用水着のデザインや素材へと流れた。
 
タカノリ:「早く泳ぐために水の抵抗を抑える生地やデザインがどんどん考案されてるだろ。体を覆う面が小さな水着とロングタイツみたいなのと、どっちが有利なんだろうな?」
ナオジ :「どうだろう? 今のところ選手のスタイルは統一的じゃないからね」
アキユキ:「裸だと体の凹凸がそのまんまだからだめだし、その凹凸を適度に締め付けて、平らに近付けるのが競泳水着の役割でしょ。そうなると、どっちがいいかは選手の体型に依るんじゃ?」
ユリエ: 「へー、いいとこ突いてるかも」
タカノリ:「俺、よく知らねぇけど、あの水着の生地って極薄なんだよな?」
ユリエ: 「あたし着たことあるよ。ホント、生地が薄いよ」
アキユキ:「ユリエ、水泳やってたっけ?」
ユリエ: 「やってはいないけど・・・。海外出張でさ、スポーツジムやプールを備えたホテルに泊まったことがあるの。そこでレンタルの水着を探したらそういうのしか体に合うのがなくて」
ナオジ: 「海外出張? いいなぁ・・・。で、どこに?」
ユリエ: 「シンガポール」
タカノリ:「シンガポールか、俺も行ってみたいな。で、競泳水着の着心地は?」
ユリエ: 「最初はかなり恥ずかしかった。水に濡れるとスケちゃいそうだし、ボトムのVカットも結構ハイレグだし・・・」
アキユキ:「ビキニの水着は着たことあるだろ? どっちが恥ずかしい感じ?」
ユリエ: 「うーん、どっちとも言えないね。タイプが全然違うし・・・。でも、競泳の方は、あのフィット感がだんだん気持ち良くなっちゃって・・・」
タカノリ:「じゃあ今度、競泳水着を自分用に買ったりしない?」
ユリエ: 「別にスポーツクラブでスイミングやるつもりないし・・・」
タカノリ:「ユリエの競泳水着姿が見てみたいな・・・」
ナオジ: 「同感!」
アキユキ:「俺も!」
ユリエ: 「な、何よ。皆してあたしをじっと見ないでよ。三人ともHなんだから!」
 
三人の男の視線を浴びて、思わず顔を赤らめるユリエ。
競泳水着に関する話題はまだ続いた。
 
タカノリ:「お前、結構スタイルいいしさ。”大人のいい女”って雰囲気だから、ビキニより競泳の方が似合うかも」
ユリエ: 「そうかな・・・?」
アキユキ:「今度、海へ行って競泳水着を着てみろよ。男がホイホイ声掛けてきて、いいのが見つかるかも・・・」
ユリエ: 「あのね、ナンパしてくる男なんて、あたし嫌いなの」
タカノリ:「そう言えばお前、付き合ってたカレシは?」
ユリエ: 「あんな奴、だいぶ前にフっちゃったよ。だから今はフリー」
タカノリ:「じゃあさ、ここにいる三人の男の中で、付き合ってもいいかなって奴、いるか?」
ユリエ: 「それだったら、とっくの昔に付き合ってるって!」
ナオジ: 「いやいや、社会に出て、久々に会ってみて、改めて気持ちが湧くってこともあるんじゃない?」
ユリエ: 「まさか、まさか・・・」
アキユキ:「俺はよ、ずっと前からユリエが俺のハートに気付いてくれるの待ってたんだぜ」
ユリエ: 「もー! 嘘ばっかり!」
タカノリ:「どうでもいいけど、やっぱユリエの競泳水着姿が見たい!」
ナオジ: 「そうそう!」
アキユキ:「やっぱユリエが競泳水着買ってさ、皆で海に行くしかないよ」
ユリエ: 「あのねー! じゃあ、あんた達もピチピチの競泳パンツはくのよ」
男一同: 「うっそー」
 
四人の男女の競泳水着に関する会話だったが、これを契機に彼らの内面にはそれぞれの思惑や願望が働いた。
その後も仲良く、時には大きな声を上げて別の話題で談笑する彼らだが、仲間に対する異なった感情が脈々と渦巻いていた。
それでは、そんな各自の心の内で、どのような思いや願望、欲求が展開されていたか・・・・・。
 
 
〜〜〜〜〜 ①タカノリの願望 〜〜〜〜〜
タカノリは水着フェチだった。
ユリエに競泳水着の着心地を尋ねたり、二度に渡りユリエの競泳水着姿が見たいと言ったのは、その表れだった。
ユリエが美人系タイプといっても、ユリエ個人にはあまり興味がなく、ユリエが競泳水着を着た時の肉体イメージを想像しては、下半身の疼きを感じていた。
そればかりか、酔いが回った彼の脳裏では、競泳水着姿のユリエに背後から襲い掛かるイメージが芽生えていた。
それはユリエの背中に自身の体をピタリと重ねることから始め、ユリエの体の正面を触りまくるというものだった。
 
競泳水着独特の手触りを指先で感じ取りながら、まずはユリエの腹部、胸の膨らみ、乳首の先へとゆっくりと丹念に愛撫する。
次に、指先を股間へと移動させる。
ユリエの喘ぐ息遣いや声も刺激にしながら、指先は恥骨の輪郭を撫で回す。
徐々にユリエの足を広げさせ、Vラインと大腿部の境目を指先でなぞって味わう。
さらに最も感じる部分を、水着の生地の上から軽くソフトに押してみたり、撫でたりする。
 
ユリエの反応がかなり高まったら、水着のボトム部分の脇から生地の内側に指先を侵入させ、徹底的に秘部を責める。
そのまま勢いに乗ってフィストファックだ。
フィニッシュは股間の生地をずらしてバックからタカノリのモノを挿入し、イカせるというものだ。
 
そんな願望を持ってタカノリはユリエについ視線を送ってしまう。
あくまでユリエの体が目当てで。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
〜〜〜〜〜 ②アキユキの理想 〜〜〜〜〜
アキユキはユリエが昔から好きだった。
先程冗談として口にした言葉は紛れもない真実だった。
ただ、当時ユリエに彼氏がいたので、ユリエを惑わすのを避けて身を引いていただけだ。
そして今日、ユリエの”フリー”宣言で再び心ときめいた。
そのため、タカノリがユリエになれなれしく話し掛けると、無性に嫉妬心を覚える。
タカノリが競泳水着の話題に便乗して、ユリエの気を引こうとしているとも疑った。
 
アキユキは、タカノリよりユリエの関心を引けるか、ライバル意識を燃やした。
いくつかのスポーツを経験し、水泳も中学時代にやっていたアキユキは、自身の競泳パンツ姿もそこそこ自信があった。
ユリエの”あんた達も競泳パンツはくのよ”の一声に拒否反応したのは、あくまで場を盛り上げるためだった。
競泳水着の話題を機に、アキユキはユリエとの理想的な恋愛行為を思い描いた。
 
プール付きのラブホテルで、互いに競泳水着姿で戯れるアキユキとユリエ。
強く抱き締め合い、舌を絡ませてのディープキス、そしてプールサイドでのペッティングからシックスナイン。
あくまで競泳水着姿のままでだ。
次に一緒にシャワーを浴びて、濡れた水着のエロティックさを実感しながら、再びシックスナイン。水着に染み込んだ水分を味わうのだ。
フィニッシュはプールの中に飛び込んで、ペッティングしながら互いの水着を脱がし合い、水中セックス。
 
フェティッシュなレイプイメージのタカノリと違って、ロマンチック・エロティシズムのアキユキだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
〜〜〜〜〜 ③ナオジの事情 〜〜〜〜〜
ナオジはタカノリとアキユキという個性派の二人に挟まれた形の存在だった。
飲み会の席でも控え目なナオジは繊細な感情の持ち主だった。
そんな彼には悩みがあった。
 
競泳水着の話題でユリエの競泳水着姿を見たいという話に同調したが、それはあくまで話を合わせるための言葉だったに過ぎない。
競泳水着というとナオジは男子水泳選手を連想した。
モッコリとした股間や生地が食い込むヒップに連想してしまう。
実はナオジはゲイだったのだ。
そして彼は、心配りが良くて面倒見のいいアキユキにあこがれていた。
タカノリはリーダーシップを握ってやや独善的になるので、適度に距離を置く対象だった。
 
ナオジは、学校や職場での友人関係の誰にも、自分がゲイであることを打ち明けていない。
彼は性的欲求が高じると、その道の人間達の界隈として有名な新宿二丁目辺りへ出掛け、相手を求めるのがしばしばだった。
「俺がゲイと知ったらアキユキはどんな態度を取るだろうか?」と恐れるナオジにとってアキユキはプラトニックに近い想いの対象だった。
夏の砂浜で二人揃って極小の競泳パンツだけの姿になり、肩を触れ合せてひと時を過ごし、夜への期待を胸にする。
そんなことがナオジの夢だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
〜〜〜〜〜 ④ユリエの妄想 〜〜〜〜〜
性格的には男っぽいと自他共に認めるユリエ。
とは言っても所詮女としての心と欲求を持ち合わせている。
ユリエは、これまでの数人の男との付き合いを経て、男を見る目が変わってきていた。
目前の三人は眼中にないような意思表示をしたが、実際は逆だった。
友達以外の何者でもないという在学中の意識はなくなり、三人ともそれぞれ個性があって、魅力的に映っていたのである。
 
実はユリエは、最近まで付き合っていた男にソフトSMの調教を受けていた。
ソフトSMの調教といっても、身体を拘束されたり叩かれたりするわけではなく、イメージの注入だった。
その種のアダルトビデオ作品をHの前に必ず二本や三本見せられるのだ。
ユリエの印象に残る内容は、三人の男と一人の女によって展開するものだった。
シースルーで白いミニのワンピースを着た女が、広い別荘のような部屋で三人の男に囲まれるシーンから始まり、女が犬のように首輪を付けられて、室内を四つん這いで歩き回らされる。
さらにバスルームにて、男たちから聖水(尿)を掛けられたり水責めにされたりして、スケスケの着衣となり、女が尿意をもよおした所で放尿命令が下る。
あくまで犬ようなポーズで放尿させられ、あとは全裸にされて次々と輪姦されるという展開だった。
 
そんなイメージに洗脳されたユリエは、アダルトビデオを見終わった彼がトランクスのパンツ一枚の姿で立ち上がると、反射的に前方にしゃがみこんでパンツをゆったり下ろし、フェラによる奉仕を丹念にした。
男の方は、少しでもフェラの仕方が気に入らない時は、ユリエの髪を引っ張って無言の意思表示をした。
ユリエには、そうした彼の高圧的な振る舞いが心地良くなっていった。
 
先程、”ユリエの競泳水着姿が見てみたい”とタカノリを始め三人から見つめられた瞬間などは、思わずドキッとし、競泳水着を扱ったアダルトビデオ作品も記憶にあったので、それを連想して性的刺激を受けてしまったのだ。
そしてこんな妄想を思い描いたのである。
 
競泳水着姿のユリエが、三人に更衣室のような場所へ監禁され、取り囲まれる。
彼らの方は、いずれもピチピチの競泳パンツ一枚の姿だ。
ひざまずくよう命令されてユリエが指示に従うと、三人に次々とフェラをするよう強要される。
”え!?”という反応を見せながらも、ランダムに競泳パンツの上から三人の股間へ口で愛撫を始める。
三人のモノはみるみる勃起し、競泳パンツを突き破らんとする勢いとなる。
そこで、ユリエは三人の競泳パンツを一枚一枚膝まで下ろしてやり、再びランダムな動きでフェラを実行。
やがては、三人の中で一番魅力的に感じるタカノリのモノを最後まで口にし、あとの二人は左右の手を使って同時進行で刺激する。
そして、三人の白い液体を一斉に浴びて、顔面や水着が汚される様子を快感として受け入れ、それに酔いしれる。
フィニッシュは、三人のモノを再び奮い立たせて、三人連続の輪姦プレイだ。
 
ユリエの妄想はそんな筋立てだった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 
やがてかなり酔いが回った四人。
テーブルを挟んでユリエの真正面の席にいるタカノリは、大声で言った。
「よーし、この夏は湘南の海へ、四人揃って競泳水着で繰り出そうぜ!」
タカノリと、ユリエの真横にいるアキユキが、ユリエの競泳水着姿を想像したかのように彼女をじっと見る。
ナオジは一瞬ユリエを見たが、うつろな目でアキユキに視線を移す。
次の瞬間、ユリエは席を外してトイレへ行った。
(もうだめ。皆に見つめられると変な想像しちゃて濡れてきちゃう・・・。トイレでひとりHしちゃおうかな・・・)
 
(競泳水着夜話・終わり。いつの日か第二話?)


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