「ある日の昼休み【後編】」 著者: モジョ様 投稿日: [2006.06.19]
  
ある日の昼休み【後編】 
  
和輝がトイレに駆け込んだ後、晴香も彼を追いかけてトイレに入っていった。 
残された涼太は、美鈴が着ている濃紺の競泳水着を見て股間を膨らませたままだった。 
顔を美鈴からそらせようとするが、どうしても目だけは美鈴を追ってしまう。 
そんな和輝に美鈴は腹を立てながら、 
「見たいなら見ればいいでしょ。どうせ授業中でも見るんだから」 
と、涼太をはじめ男子生徒の普段の行動を指摘した。 
確かに授業中、普通のスク水の女子よりも競泳水着を着ている水泳部の子を見る方が多い。 
「はい、確かに見ております」 
涼太はふざけた感じで答えたが、 
「で、目に焼きつけて、その日のおかずにされているわけね」 
「図星です」 
とバカ正直に答え続けた。 
実際のところ今までに美鈴を含む水泳部の女の子と絡むのを想像して、抜くことは何回もあった。 
涼太の中の美鈴には、水着姿でフェラや素股で元気にしてもらい、最後は正常位から中出しや口内射精していた。 
勿論妄想の中では美鈴以外の女の子にも色々とサービスしてもらっている。 
 
ふざけたりバカ正直に答えたりする涼太であるが、不思議に意外と憎めないキャラだった。 
「ではじっくりと目に焼き付けます」 
と宣言した涼太は、じっくりと美鈴の体を観察し頭の中に焼き付けた。 
そのうち彼の股間は時間とともに膨れ上がり、ムスコが水着の間から姿を現しそうになるほどだった。 
しかも元気になったムスコからは先走り汁も出ていた。 
涼太自身は気づかなかったが、美鈴からははっきりと涼太の水着が内側から湿っているのが見えた。 
(そのうち味わっちゃおうかしら) 
美鈴は涼太にジロジロ見られながらも、逆に涼太のムスコを味わうことを考えていた。 
(ますは水着の上から舐めて、元気になったところでずらして咥えて…) 
「そう言えば、あいつらって、戻ってくるの遅くないか?」 
観察中の涼太のひとことが美鈴の妄想を断ち切った。 
「えっ、あっ、あ、そうねえ。」 
いきなりのひとことに美鈴はあいまいに返した。 
(もう少しだったのに) 
何がもう少しなのかは知らないが、妄想していた美鈴に構わず、涼太は言葉を続けた。 
「よし、行ってみよう」 
「私もついていくわ」 
涼太の後を追いかけながらも、美鈴は股間が感じ始めていたことに気がついた。 
(このまま、やっちゃおうかしら?) 
  
涼太と美鈴は和輝と晴香がいるはずのトイレに入っていった。 
そして涼太は男子トイレを、美鈴は女子トイレを探し回った。 
「晴香あ〜、どこにいるのお〜」 
入れ口で友達の名を読んだ美鈴は、女子トイレを1つずつドアを開けながら見てまわった。 
トイレにいなかったので、続いて更衣室でも探してみた。 
それでも見つからなかった。 
(どこにいったのかしら?) 
と行方の分からない友達が心配になった。 
そういえば、そもそも晴香は和輝を追いかけて行ったはず。 
その和輝はトイレに行くと言っていた。 
(まさか、ね) 
美鈴はありえないと思いつつ、男子トイレをおそるおそる覗いてみた。 
和輝と晴香の姿は見つからなかったが、小便用の便器に向かっている涼太がいた。 
ただその後ろ姿がちょっと変だ。 
普通に用を足すのならそのままの姿勢のはずだが、涼太の右腕が遮二無二に動いている。 
涼太の背中に声をかけようとしたが、その気配を察してか、涼太がいきなり振り向いた。 
  
涼太は後ろに感じた気配にそのまま振り向いた。 
「あっ、へっ、うっ」 
なぜ美鈴がいるのか涼太は分からず、声にならない声を上げた。 
しかも水着を少しずらし、右手にムスコを握ったままの姿で。 
気まずい雰囲気になった。 
「ふ〜〜〜ん」 
涼太は美鈴に白い目で見られた。 
慌てて水着を本来の位置に戻す涼太だったが、美鈴は何か期待した目つきで間合いを詰めてきた。 
その目つきは何か楽しみを見つけた獣のようなで、水着の下に隠された涼太のムスコを捉えていた。 
涼太は何か言いたげな美鈴にどんな説明をしようか悩んでいるときに、 
「ま、まさか、トイレで一緒になるなんて」 
「そう、だな」 
どこからか和輝と晴香の声が聞こえてきた。 
(???、!!!) 
美鈴はこの瞬間悟った。 
和輝を追いかけた晴香は、何があったのかは知らないがトイレの中でエッチをしているのだ。 
その後に入ってきた涼太は2人の楽しみを聞いてしまったのだ。 
自分の姿を見て股間を膨らませ、トイレの中でさらに刺激を受けて暴走した。 
そして私がそこへ入ってきた。 
美鈴の頭の中で、話の筋道を組み立てていると、 
「ううん、いい、いい、いいわ、もっと」 
晴香の声がまた聞こえてきた。 
美鈴はムラムラっときた。涼太に対して妄想していたこと、直視したこと、すべてがフィードバックした。 
自然と右手が股の下へと導かれた。 
涼太は涼太で、美鈴に見られたことで萎えかけていたムスコが、今の声で勢いを盛り返し、勢い余ってピクピク波打ち始めた。 
「はう、はう、はううん」 
晴香の喜びの声がはっきりと2人に聞こえた。 
美鈴の股下に伸びた刺激を求める右手はさらに強くなった。 
前かがみになった状態なので涼太には見えなかったが、競泳水着に縦筋状のシミが浮き上がってきていた。 
涼太は自分のムスコが暴れるのを何とかしようとした。 
が耳にはエッチする声が、目にはオナニーする美鈴が入ってくる。 
この場で美鈴相手に楽しむことはもちろんできる。が大専用でなく小専用でしていると、誰かに見られるという心配がある。 
「美鈴、ここではまずい。場所を移そう」 
他の2人に聞かれないために、前かがみになった美鈴の耳元で囁いた。 
「ええ、女子トイレの方へ行きましょう」 
恥ずかしそうにも聞こえるOKの返事を聞いた涼太は、彼女の左手を右手で捕まえて歩き出した。 
そのまま肩を組んで歩き出したが、美鈴の右手は股下を刺激したままだった。 
涼太の左手もいつの間にか美鈴の胸を、水着の上から鷲づかみにしていた。 
  
女子トイレに入ると、美鈴は涼太をリードして1つの個室に入った。洋式だった。 
男子トイレは和式しかないが、女子トイレには和式と洋式の両方があるのだ。 
洋式トイレに入るなり、肩組みをはずし、美鈴は便器のフタをしてその上に座った。 
そして彼女と向き合うように涼太が立った。美鈴の目の前に涼太の膨らんだ水着が見える。 
そのまま美鈴は左腕を涼太の腰にまわし、彼のムスコを水着越しにベロで舐め始めた。 
「!」 
先走り汁で少しシミがついていたが、今はもう唾液で汚れていた。 
それと同じく、この間にも刺激し続けていた美鈴の下腹部も愛液が溢れていた。 
「…、もう我慢できない」 
涼太は声を発するなり、水着をずらしムスコを晒した。 
この行動は美鈴の野性的本能に火をつけた。 
美鈴は獲物に喰らいつくようにそれに咥えつき、ジュポジュポと音を立てた。 
そして口の中で舌を使い、涼太のムスコを存分に弄びだした。 
涼太も負けないようにと両手で美鈴の頭を持ち、激しく前後させた。 
「うっ、ううん」 
声にならない悲鳴を上げる美鈴。さらに激しく音を立てた。ムスコを通じて快感が全身を伝わる。 
「あ、ああ」 
涼太も快感に悲鳴を上げる。 
全身を駆け抜ける快感によって、美鈴を束縛していた両手ははずれ、そのまま口からムスコも抜けた。 
ムスコは美鈴のよだれだらけになっており、彼女の口から糸を引いていた。 
「うう、キモチよかった」 
天を仰いで感想をもらした涼太が、再び視線を美鈴に戻すと、美鈴は競泳水着を濡らして苦しんでいたムスメを曝け出していた。 
そしてそのまま後ろにもたれ掛かっていた。 
明らかに涼太に求めていた。それに涼太は応えた。 
元気なムスコは、ムスメの苦しみを解放するようにゆっくりと膣に入っていった。 
「はう、う〜〜〜」 
美鈴は涼太のを感じて、嬌声を漏らした。 
美鈴は今まで数人としか相手をしたことがない。涼太も同じだった。 
締まり具合が良すぎる、と直感した。 
フィットしすぎる、と過去の体験と比べた。 
あまりの気持ちよさに2人とも歓喜の声が自然と出る。 
「いい、いい、いいよ」 
「あう、は、はあ、いい、いい」 
美鈴の歓喜は涼太の腰にさらなるパワーを与えた。 
「ぬおおおーー」 
「う、うわあ、ひい、い、いい」 
すでに人間が発する言葉ではない。 
「ああ、ああっ、い、イ、イク」 
ムスコに弾丸が装填されつつある。 
「いい、いこう、このままいこう」 
激しく突かれながらも答える美鈴。 
「う、うう、いく〜〜〜」 
怒張したムスコを引き抜くとともに、白い弾丸が撃ち出された。 
白い弾丸は美鈴の競泳水着に白い斑点を無数に作り出した。 
胸からお腹にかけて、濃紺よりも白色の方が多いほどだ。 
ハアハアと息を切らしながら涼太は競泳水着を見た。 
「たくさん出たな」 
同じく息も絶え絶えの美鈴が白く汚された競泳水着を見た。 
「いっぱい、出たね」 
「ああ」 
美鈴の感想にあいまいに答えつつ、涼太は自分のムスコをひくひくさせながらも水着の中にしまった。 
が処理ミスなのか、水着の内側から白い玉が浮き出てしまった。 
美鈴もトイレットペーパーでシミになりかけたザーメンを拭き取り流した。 
そしてその時に気づいた涼太の処理ミスも同じように拭き取って流した。 
2人ともその場の流れでしてしまったことに後悔の思いがあったが、それよりも性の一致する相手をお互いに見つけたことが喜びだった。 
  
キレイ(?)になって一段落したところで、涼太が切り出した。 
「おい、早く戻らないか」 
「そうね。でないと晴香や和輝に怪しまれるわ」 
頃合いを見計らって女子トイレからシャワー室へ向かい、水着に付いた体液を洗い流しプールに戻った。 
そこにはすでに和輝と晴香が待っていた。 
それぞれ何も言わなかったが、全員スッキリした顔があった。 
  
  
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