「白い競泳水着」 著者: グレアム 投稿日: [2012.02.01]
 
おはようございます! 
屈託のない明るい声が私を迎えてくれた。 
しかし、彼女の明るさとは裏腹に私の心は晴れなかった。 
彼女の様な可愛い後輩に「お願い」されて嬉しくない筈はない。 
でも何故私に?そして何故他に誰もいないのだろう? 
私は数年振りに母校を訪れた。懐かしさも手伝って自分の青春の全てを掛けたと言っても間違いではない、水泳部の練習を見にいき、そこで彼女に出逢った。 
私よりひと回り以上下の若い健康的な肢体をより一層引き立たせる様な、身体にピッタリと張り付いた競泳様な水着に身をつつんだ彼女は、聡明さを感じさせる瞳で私を見ていた。 
私の選手時代と同じ種目だった事もあり、練習中何度か彼女にアドバイスをしてあげた。どうやらそれが気に入った様で、帰り際に「明後日、もう 一度練習を見に来て下さい」とお願いされ、半ば強引に了解させられたのだった。 
  
「他のみんなは?」やっとの事で声をかける。 
「今日は練習休みなんです。でもどうしてももう一度泳ぎをあなたに見て貰いたくて」 
そう云う彼女は白い水着の上にジャージを羽織っただけの姿で立っている。 
日焼けした肌に映える、眩しい程の白。この子は本当にこれで泳ぐ気だろうか?白い水着が透けやすい事を知らない筈はないだろう、彼女がこの水着で泳ぐ姿を想像するだけで、股間に血が集まって来てしまうのを感じていた。 
  
彼女は私の手を取ってプールサイドに引っ張って行く。 
「水着持ってきてくれましたよね?」 
「ああ、昔使っていたのを引っ張り出してきた」 
「良かった!私口で説明されるだけだとイマイチ良く理解出来ないんですよね。お手本を見せて貰ったり、実際の動きをさせてくれれば判るんだけど。」 
口を尖らせながら話す彼女を改めて可愛いと思う。彼女と二人きりで過ごすのか?この格好をした彼女と? 
最後まで理性が保てるか自信が持てない。 
しかし二人だけだとは言っても、周りから丸見えのプールだ、ここで何かする訳には行かないだろう。 
第一、彼女とは歳が離れ過ぎている。彼女が私なんかを相手にする筈はない。下手をすれば淫行罪で訴えられるのがオチだ。 
そんな事を考えている内に、プールサイドにある水泳部の部室に着く。 
「ここで着替えて下さいね。って、ヤダ先輩は良く知ってますよね。」 
少し舌を出して笑う彼女にドキッとする。 
  
慌てて部室のドアを開けて中に入る。 
中は私がいた頃と殆ど変わっていない。 
乱雑に脱ぎ捨てられたジャージ、積み重ねられたマンガの山。きっと何処かに女の子には見せられない本が隠してある筈だ。 
「先輩、まだですか?」 
「ああ、もうすぐだ。すぐ行くから」 
彼女の声に急いで服を脱ぎ水着に着替える。あそこはさっきから固くなり天を指していた。 
このままでは彼女に分かってしまう。 
仕方がない、誰のか分からないが隅におかれたジャージを着込む。 
ダボっとしたジャージの上からなら分からないだろう。 
  
扉を開けると彼女は目の前にいた。 
「ジャージ着たんだ」 
となんだか残念そうな顔をする。 
「さぁ、まずは準備体操からお願いします。」と彼女は羽織っていた 
ジャージを脱ぎ捨てる。 
健康そうに日焼けした肌に、真っ白な水着が眩しい。 
胸の頂きにははっきりと乳首が透けて見える。まだ水に入っていないのに。 
水に濡れたらどうなってしまうのか、この子は分かっているのだろうか? 
しかし足の付け根の部分には黒い茂みは見えなかった。流石に下にはサポーターを履いているのだろう。 
少し安心した反面、残念な気もする。 
  
うわの空で体を動かす。 
彼女は私がチラチラ見ているのに気付かないのか、何食わぬ顔で体操を続けている。 
「次は柔軟しましょう。後ろ押して貰って良いですか?」 
こちらの返事を待たずに床に足を伸ばして座る。 
仕方なく肩に手を置き、体を押してやる。 
おもった以上に柔らかく、手に吸い付く様な肌触りに、更に血が滾って来るのを感じる。 
「私股関節が固くって、前で足を押さえながらして貰っても良いですか?」 
言っている意味が分からず、首を傾げると 
「だから、こうやって足で私の足を押さえて、前から引っ張ってくれれば良いんです。」 
  
この子は一体何を考えているのだろう。 
私の目の前には水着姿で大きく足を開いた彼女がいる。私も足を開き彼女の足が閉じない様に押さえている。 
この状態で体を前に倒したら、彼女の顔は私の股間に当たるだろう。 
ジャージを着て来て良かったと改めて思う。こんな可愛い子が大きく股を開いているのだ、しかもその部分がすぐ目の前にある。興奮しない方が異常だ。 
さっきから私の事などモノは、小さな水着に収まり切らず、上から顔を出している。 
ジャージを着ていなかったら、彼女にこんな恥ずかしい姿を目撃される所だった。 
  
何とか表面上は平静を装いながら彼女の手を引っ張る。 
思った以上に彼女の身体は柔らかく、手を引くだけでは足りずに、肩を下に押す形になる。彼女の手は私の腰を抱く形になり、そして彼女の顔は私の股間に。 
なんだか彼女に無理矢理咥えさせようとしているみたいだ。 
そんな事を何度か繰り返していると、自分が信じられない物を目にしている事に気が付く。 
  
彼女の大きく広げられた股を覆っている白い布にシミが出来ている。 
そうまさしく彼女の秘められた魅惑の場所に。そしてそのシミはドンドン大きくなって来ている様だ。 
それに従って、水着の下の彼女のあの部分がクッキリと透けて見える。 
下はサポーターを履いていたのではなかったか?さっきは茂みは見えなかった。 
間違い無い。今も黒い茂みは透けていない。割れ目の中ははっきりと見えているのに。 
  
思わずジッと見てしまったのだろう。 
流石に彼女も気付いたのか、「先輩?どこ見ているんですか?」と言われてしまった。 
しかし彼女の声は咎める風では無い。 
むしろ嬉しそうにすら聞こえる。 
思い通りに事が運んで喜んでいるいたずら好きっ子を思わせる声。 
  
「さぁ、ウォーミングアップはもう良いだろう。」 
誤魔化すように声を上げて、おもむろに立ち上がる。 
彼女から離れてジャージを脱ぎ捨て、股間に気づかれないように、走ってプールに飛び込む。 
「冷たい」だが久しぶりの心地よい感触が体を包んだ。 
この水が体の火照りも冷ましてくれるだろう。 
しばらく潜ってプールの中央付近で顔を出すと、彼女も飛び込もうとしている所だった。 
伸びやかなフォームでゆっくり近づいてくる。 
「知りませんよ、急に飛び込んだりして。もう若くないんだから、心臓麻痺とかになったらどうするんですか。」 
「おいおい、もう若くない、はないだろう?」 
動揺を隠すようにわざと明るく答えてみせる。 
思った通り、彼女の白い水着は水に濡れてほとんど何も身に着けていないかのように透けていた。 
しかし全裸ではない。間違いなく水着を着ている。 
その姿に頭がくらくらしてくる。 
「さあ、練習始めましょう?よろしくお願いします」 
彼女はゆっくりと端まで泳いでいく。 
彼女はさっきの事を蒸し返すつもりはないらしい。 
ほっとしながら彼女の後を追う。 
プールサイドに置いたゴーグルを着けよう。そうすれば水の中でも彼女の姿をはっきり見ることが出来る。  
  
その後はとりあえず何事もなく過ぎて行った。 
彼女の飲み込みは早く、頭の良さを感じさせる。私のアドバイスで見違える様にタイムを伸ばす彼女に「自分はコーチとしての才能があるんじゃないか?」と錯覚してしまいそうになる程だ。 
  
彼女が泳ぐのと並走して泳ぐ。 
彼女のフォームをチェックする為と、彼女の体を観察する為に。 
水の中で見る彼女の肢体は、まるで人魚の様だ、みずみずしくしなやかで、曲線の一つ一つが絶妙なラインを描いている。 
しかも彼女が身につけているのは、身体のラインをクッキリと浮かび上がらせる、競泳水着だ、それも水着の下がクッキリと見える程に透けていて、全裸でいるよりも興奮する。 
  
「ちょっと休憩しよう。」 
相手は女子だと言っても、久しくトレーニングをしていなかった身には、現役選手と同じペースで泳ぐのは息が切れる。 
さすがに苦しくなってきた。 
「はい、そうですね」 
彼女も息を整えながら応える。 
「でも本当にありがとうございます。私なんかの為に、ずっと一緒に泳いでフォームをチェックして下さって。」 
間げきした様に話しかけてくれる彼女。 
どうやら私がした事を好意的に捉えてくれた様だ。 
「いや、覚えが良いから、教えがいがあるよ。」下心を持っていた自分を恥ずかしく感じる。しかし、男ならきっと誰でも同じ事をした筈だ。 
  
「ああ、良い気持ち。」 
彼女は大胆にも水から上がり、プールサイドに寝ころんだ。 
形の良い胸が空の方を向いている。 
その頂上は微かに勃っている様に見える。 
無防備に開いた足の間からは、泳いでいるうちに食い込んで、中身の形がはっきり分かる割れ目が覗いていた。 
  
「先輩は上がらないんですか?ふやけちゃいますよ」 
「あぁ、久しぶりだからね、水の感触を味わっているよ。」 
そう答えたが、実際には上がりたくても上がれない事情があった。 
彼女の姿を見て興奮してしまって、私の物は水着の中に収まらなくなっていたのだ。 
  
私は水に浸かりながら、彼女の肢体を観察する。 
あまりにも無防備過ぎる。 
意識しているのか、全くの無意識なのか、彼女の動きの一つ一つがこちらを刺激する。 
暫くして彼女は立ち上がってこちらを見る。全裸よりも悩ましい姿で。 
どうやらアンダーヘアは剃ってしまっているのか、それとも生まれつき生えない体質なのか、割れ目を隠す筈の繁みはみられなかった。 
今ならはっきりと判る。 
サポーターを履いていたから透けなかったのでは無い、彼女の秘所には繁みが無かったのだ。 
  
彼女のプロポーションの良さに暫く見とれてしまった。 
また彼女はイタズラっぽい顔でこちらを見ている。 
「先輩?何見てるんですか?」 
「いや、綺麗だなって思ってさ。」 
「そんな事言ってぇ。何にも出ませんよ。」 
「本当にそう思ってるよ。若いっていいなぁ」 
「そんなおじさんみたいな事言うんだ。」 
だいぶ砕けた話し方になってきた気安さで思わず聞いてしまう、 
「ねぇ、その水着はいつも着ているの」 
「いいえ、今日初めて下ろしたんです。可愛いでしょう?お店で見て気に入って買っちゃった。」 
「うん。確かに可愛い。でも…」 
「でも?なんですか?」 
「いや、結構透けてるからさ、今時の子は大胆なんだなぁーと思って。」 
「えっ?」 
彼女は驚いた様に自分の姿を見る。 
「きゃっ!」 
慌てて水に飛び込んでしがみついて来る。 
  
?? 
まさかいま迄透けているのに気付かなかったのか? 
そんな訳はないだろう。しかし今の様子は演技とも思えない。もしあれが演技なのだとしたら、相当の役者だ。 
  
たがそんな事を考えている余裕はなくなっていた。 
彼女がいま私にしがみついている。 
彼女の豊かな胸の膨らみが私の胸に押し付けられて、形をかえているのが感じられる。 
その事実の前では、何を考えても無意味だと思えてしまう。 
今できる事は、そう、自分の気持ちと流れに身を任せる事だけ。 
  
「見られちゃったんですね」 
彼女が上気した顔で見上げている。 
上目遣いの瞳はこちらを誘っている様だ。 
私は答える代わりに彼女に顔を近づける。 
彼女も静かに目を閉じた。 
  
もう何も考えられない。 
彼女の事以外は何も。 
年齢が離れている事も、ここが母校のプールだと言う事も、自分の社会的立場や過ちを犯した後どうなるかと言う事も。 
  
彼女にキスをする。 
最初は軽く、触れるか触れないかのキス。 
その後、少し長めに彼女の唇の柔らかさを確かめる様に。 
私の胸の中で、彼女の胸が大きく上下するのを感じる。彼女も感じてくれている様だ。 
次に軽く舌を出して、彼女の唇をなぞる。 
あえて唇は離したまま。 
手は彼女の髪を撫でる。 
彼女への気持ちを伝えるために、他に方法が思いつかなかった。 
  
彼女が軽く口を開き吐息を漏らす。 
悩ましさに頭がクラクラして来る。 
思わず強く口を合わせ、彼女の口の中に舌を挿入する。 
彼女の舌とまるで追っ掛けっこをする様に舌を動かす。 
まだ舌を絡める事はしない。 
彼女の舌がこちらにくれば、舌を引っ込め、彼女が舌を引いたら、逆に舌を挿し入れる。 
  
私の中の胸に彼女の乳首が固くなっているのが感じ取れる。 
触りたい。だがまだだ。 
急ぐ事はない。ゆっくりと彼女の官能を引き出していこう。 
  
彼女が我慢出来なくなった様に舌を挿し入れて来る。 
「自分の舌をぺニスだと思ってごらん。私の口をヴァギナだと思って。」 
彼女は頷き、何度も私の口に舌を挿入しては、引っ込めると云う動作を繰り返す。 
いつも自分が貫かれているのを再現する様に。 
「もう我慢出来ない。」 
彼女が囁く。 
「どうして欲しい?」 
「もっと気持ち良くして。」 
「じゃあ私の言う事を聞いて、私の言う通りにするんだよ。いいね?」 
「はい。わかりました。何でも言う通りにします。だから、もっとして下さい。」 
「良い子だ。良い子には御褒美をあげようね。」 
  
彼女が期待に満ちた目でこちらを見ている。 
さあ彼女の期待に応えてあげなければ。  
  
 
彼女と密着したまま、右手で彼女の背中を撫ぜる。水に濡れて彼女の身体に張り付いた競泳水着の感触を味わいながら。 
  
ゆっくりと楕円を描く様に。指先に彼女を感じさせたいと云う想いを込めて。 
左手はまだ彼女の髪を撫ぜている。 
そして強弱を付けながら、彼女の唇を、そして口の中を愛撫するつもりで、キスを続ける。 
  
時々彼女の身体がビクッと反応する。 
自分の愛撫で感じてくれる彼女がますます大切に思えて来る。 
手が再びその場所に近づくと、彼女の身体が身構えるのを感じる、与えられる快感を受け止める準備をする様に。彼女が息を止めている、次に与えられる筈の快感に期待している様に。 
  
出来るだけ精確にさっきのポイントを刺激すると、彼女の口から切なげな、そして満足した声が漏れた。 
「ここが感じるんだ。」 
彼女の耳に口を寄せ、耳元でささやく。 
すると彼女の感じ方が一層激しくなった。 
  
何度も繰り返し撫ぜていると、彼女が反応するポイントが少しずつ増えている事に気付く。それはいま迄感じていた部分のすぐ近くで、感じるポイントが点から面に広がった様に感じる事もあればいま迄とは全く別の場所で反応する様になる事もある。 
そしてそれは今や背中全体が彼女の性感ポイントになった様だ。背中のどこを触っても、彼女の身体は面白い様にビクッと反応する。まるで新しく面白いおもちゃを見付けた子供の様に、夢中で彼女への愛撫を続けていた。 
  
左手で彼女と手を繋ぐ。彼女の手が何かにすがるかの様に伸ばされたのを見たから。 
右手はまだ背中への愛撫を続けている、徐々に愛撫する範囲を背中から腰、そして理想的な形のヒップへと広げていた。 
顔は彼女の耳元で、感じるポイントを見付ける度にそれを耳元で囁く様に教えてあげる。そしてその度に彼女は我慢出来ない様に声を漏らすのだ。 
どうやら彼女には最初の印象とは裏腹にMの気があるらしい。 
  
美しく知的な顔。理想的なプロポーションを示す身体。男を魅了して圧倒する程の魅力を持った彼女がMの性質を備えていると言うのは、男の征服欲を刺激して止まない。 
  
「感じやすいんだね。」 
少し意地悪にそう言ってやる。 
「そんな、そんな事、言わないで、ください…」 
「どうして?こんなに身体がビクビクしてるのに?どこを触っても感じているじゃないか。」 
「だって、だつて先輩が触ってるから。」 
「ふぅん、人のせいにするんだ。いけない子だね。」 
  
そう言いながら、彼女の身体の横を撫ぜ、彼女の後ろに回る。 
肩にアゴを乗せ、耳元に口を寄せる。 
そして左手で彼女を抱きしめ、身体ごと向きを変える。 
彼女にプールの横にある校舎が見える様に。 
  
「ほら良く見て。教室から僕達の事を見ている奴がいないかどうか、ちゃんと見張っていないと。君がこんなに感じやすくて、エッチなんだって皆に知られてしまうよ。」 
「そんな。あぁ、お願いします。意地悪しないで。」 
「君が悪い子だからさ。悪い子にはお仕置きしてあげないとね。」 
  
耳元で囁きながら、今度は太股に刺激を与える。膝から股の付け根に向かってゆっくりと撫ぜて行く。 
そして彼女の一番感じる筈の場所の直前まで近づいたら、逆方向に手を動かしていく。 
彼女は期待した刺激が与えられなかった事に抗議するかの様に身を捩る。 
腰が耐えられない様に小刻みに動いている。 
再び手を付け根の方に動かしながら彼女に囁く、 
「あれっ?どうして腰が動いているのかな?まだ肝心の部分に触れてもいないのに。」 
「だって、だって」 
彼女はもう言葉を忘れてしまったかの様に、意味の無い言葉を繰り返す。 
何度か近づいては離れると言う事を続けていると、与えられる快感の大きさと、自分がして欲しい刺激が与えられないことへの不満が入り混じり、余計に感じやすくなってきた様だ。 
手が近づくと、自分から指先が一番感じる突起に当たる様に腰を動かしてきた。 
それに気がついた私は、一瞬だけ彼女の一番感じる秘芽に触れ、反対側の足に移動する。 
  
「あんっ。えっ?そんな。」 
彼女が抗議の声を漏らす。 
「何?何か文句があるのかい?僕の言う通りにするって言ったよね?不満ならここ迄にしようか?」 
「そんな、そんな意地悪しないで…」 
「ん?」 
私の表情をみて彼女は言い直す。 
「お願いします。意地悪しないで下さい。もう我慢出来ない。お願いだからもっとして下さい。」 
「いやらしい子だね。自分からおねだりするなんて。」 
そう言いながら手を鼠蹊部を通過して、彼女の形良いバストに移動させる。 
一回だけクリトリスをノックしてから。 
彼女の身体が大きく跳ねる。 
どうやら軽く達してしまった様だ。 
  
彼女の乳房に指を這わす。 
麓から螺旋を描く様に。 
敏感な頂を避け、僅かに色の変わった乳輪を一周してから、麓に向かって下がって行く。 
そして次は反対側の乳房に。 
それを繰り返すと彼女の乳首がもうこれ以上無いという位、勃っていた。 
透けた水着を押し上げて存在を誇示している。 
「乳首、勃っているね」 
ワザと意地悪く言ってやる。 
「○\☆%♪〒」 
彼女の言葉は、もう言葉にならない、うめき声に変わっていた。 
ただ激しく首を左右に振るだけ。 
「ほら顔を上げて。ちゃんと見張っていないと、ダメじゃ無いか。別に僕は見られても構わないんだよ、僕の知り合いはもうここにはいないんだし。」 
  
ぐったりした顔で前を向く。 
快感に溺れ、上気した顔は、いま迄見た中で最高に美しい。 
何度かこれを繰り返していると、もう彼女が本当に限界に近づいてきたようだ。 
これ以上焦らすのは可哀想だ、軽く耳たぶを噛みながら、乳首に触る。 
「ヒャッ!ア、ア、ア・・・」 
「あまり大きな声を出すと周りに響いちゃうかもしれないよ」 
「そんな、でも、だって」 
水着の上から乳首を弄り続ける。時々はじくようにしながら、軽く先端を叩いて振動を与えたり、わざと爪で引っ掻くようにしたり。 
彼女は必死に声を抑えようとしているが、そろそろそれも限界に近づいてきたのだろう。 
「も、もう、だめ、だめ、」 
「イキたいの?もう?我慢できないのかな?」 
「我慢、我慢し、します」 
「良い子だ。可愛いよ。」 
耳を下で舐りながら囁く。 
そして左手で彼女を上に向かせ、後ろからキスをする。 
彼女の口を塞ぐように唇を合わせ、舌を絡める。 
それと同時に今度は両手で左右の乳首への愛撫を始めると、すぐに彼女は絶頂を迎えた。 
「イク、もう我慢できない、イク、イッちゃう!」 
「イッてごらん。エッチにイク所を僕に見せて」 
「はい、イキます。ア、ア、アァ・・・」 
  
ぐったりして彼女が私にもたれかかってくる。 
「乳首だけでイッてしまったね。本当に感じやすい子だ」 
「ごめんなさい。イッてしまいました。」 
上気した顔で荒い息をしている彼女が愛しくなる。 
「まだまだこれからだよ」 
彼女にもう一度キスをして、再び手を伸ばす。 
  
 
彼女の腕をコースロープに掛け、身体をコースロープにもたれかからせる。 
自分の身体を彼女の横に入れ、肩を下から抱き抱える様にすると、彼女の身体が水面に浮かび上がる。 
これ以上無いと言うほどに透けている水着を身につけた、最高に刺激的な身体があらわになった。 
  
しばらくその魅力的な姿を見つめる。 
彼女は私が何もしない事に戸惑いながら、火照った身体を持て余すかの様に身を捩った。そして自分の姿を見つめられているのに気付き、また感じて来たのだろう、彼女の口から切ない吐息が漏れる。 
  
その声に興奮しつつ、再び彼女にキスをする。それと同時に手を彼女の一番敏感な部分に這わせる。 
彼女のふっくらと盛り上がった部分に手のひらをあてがい、ゆっくりと圧迫する。 
想像通り、いや想像を超えた柔らかさに全身の血が一箇所目掛けて急激に集まって行くのを感じる。 
いつ迄でも味わっていたい感触。 
しかし彼女は中途半端な刺激に我慢出来なくなったのか、腰を上げ、強く押し当て様ともがいている。 
  
もう一度キスをして、中指を僅かに曲げ、手のひらを上下させる。割れ目をなぞる様に。 
指が固くしこった秘芽を捕らえる。 
その瞬間、彼女は声にならない声を上げて再び絶頂を迎えた。 
  
「もうイッたのかい?何回イケば気が済むのかな?本当にいやらしい身体だねぇ。」 
「お願い、もう許して。これ以上されたらおかしくなっちゃう。」 
「じゃぁ止めようか?本当にここ迄でいいのかい?」 
  
わざと彼女の目をしっかりと見据えながら問いかける。 
しばらくして彼女は眼を伏せ、口を真一文字にひき結びながら静かに首を横に振る。 
「ならどうすれば良いかわかるね?」 
今度は即座に頷く。 
「じゃあどうして欲しいか、はっきりと言ってご覧。」 
答えが返ってくる迄に間があるだろうと云う予想に反して、彼女からは直ぐに、しかもはっきりとした答えが返って来た。 
「お願いします。もう絶対に逆らったりしません。何でも貴方の言う通りにします。だから、だからお願い、もっと滅茶苦茶にして下さい。」 
そう言うと彼女はまっすぐにこちらの眼を見つめている。 
  
私はその表情に見とれながら、僅かに微笑みを浮かべて頷いてやる。 
そしてもう一度彼女に自分の気持ちを伝える様にキスをした。 
  
彼女が安堵した様な満足気な笑みを浮かべる。表向きは私が彼女を支配し、彼女がそれを受け入れている。 
しかし実際には私はすっかり彼女に魅せられ、彼女の為に自分の出来る限りの事をしたいと願う、忠実なしもべだ。 
彼女を焦らし、いたぶってみせるのは、私がそう望んでいるからではなく、彼女がそれを望んでいるのだと、私もそして彼女も理解している。 
そう言葉を交わした訳では無い、でも身体を重ねながら、言葉を超えた部分で分かり合えた気がする。 
  
再び彼女にキスをする。 
そして手は迷う事無く、透けた水着を押し上げ、その存在を訴えているかの様な、彼女の秘芽へと。 
  
手で彼女の割れ目を包む、もはや透明と言っても良い位に透けた布をずらす。 
そして二本の指で彼女のふっくらとした、柔らかい丘を開き、中指で彼女の敏感な突起を捕らえる。 
強くなりすぎない様に注意しながら、指でタップする様にして振動をあたえる。 
最初はゆっくり、次第にスピードを上げ、最後には自分に出来る最高の速さで振動させる。 
中指が秘芽に刺激を与える度に彼女の身体はビクッと反応するが、今ではそれが連続して、彼女の身体は痙攣しているかの様に、震えている。彼女の周りにはそれに合わせて小さなさざ波が立っている。 
  
もはや彼女の口は開かれ、その端からは涎が垂れている。もう彼女は何も考えてはいないのだろう。 
ただ快感を貪る事以外には。 
  
私は秘芽への刺激をここ迄にして、彼女の熱くたぎっている穴へと手を移す。 
そこは水に濡れていても、明らかに水とは違う、ぬめりに覆われていた。 
そして今でも白っぽく濁った液が湧き出ている。 
  
彼女にその様子を伝えてあげると、声を殺して、ただイヤイヤをする様に首を振った。 
その様子を見ながら、彼女の秘穴へと指を挿し入れる。 
始めは一本、続いてもう一本。 
2本の指で彼女が感じるポイントを探る。 
彼女の身体が今迄に無いほど反応する。 
それを見て、私はその箇所を外さない様に、そのポイントをノックする様にして振動をあたえる。 
  
指の動きに合わせる様に、同じリズムで彼女の身体が跳ねる。 
それと一緒に彼女の喘ぎ声が聞こえてくる。 
感度の良い楽器を演奏している様だ。 
指での刺激を続けながら彼女にキスをし、そのまま乳首を咥える。 
彼女の喘ぎ声が一層高くなる。 
水に濡れた水着の手触り、舌触りは何とも言えない。ましてそれを身に付けて、自分の愛撫に喘いでいるのが、これほど魅力的な彼女だと言う事に、これ以上は無い程の喜びを感じる。 
  
リズムの強弱を付けて、この世で最高の楽器を演奏していると、彼女の喘ぎ声がリズムと合わなくなって来た。 
絶頂が近くなって来たらしい。 
乳首を舐めるのをやめ、彼女の耳に顔を寄せる。 
「さあ、遠慮する事なんか無い。好きなだけイッてごらん。いやらしく達するすがたを僕に見せて。」 
その言葉に応える様に、彼女は獣の様な呻き声を上げ、グッタリとなった。 
  
彼女を抱きしめ、キスをする。 
何度も絶頂を迎えた彼女は焦点の定まらない瞳で、荒い息をしている。 
「とても可愛かったよ。何度イッたか覚えてる?」 
彼女は力なく首を振る。 
「ねえ、今日はこれ位にしておこうか?もう疲れただろう?」 
髪を撫でながら彼女に聞く、 
すると今度は力強く首を横に振ってみせた。 
「だって、私ばかり気持ち良くなって、貴方に何もして上げていない。」 
「いいんだよ僕は。もう充分に楽しませて貰ったから。君さえ良ければこの続きは別の日に…」 
話の途中で彼女はどこにこんな力が残っていたのかと、云う程の力強さで私を抱きしめ、キスをしてきた。 
そして彼女の手が水着の上から顔を出している、私のぺニスに伸びる。 
そこは自分でも経験した事が無い程に固く、大きくなっていた。  
  
 
彼女は私の首にしがみつく様にして、情熱的なキスをしてくれている。 
そして彼女の右手は私の水着を降ろすのももどかしそうに、私の物をしごいていた。 
  
彼女のしなやかな指に包まれ、今迄に味わった事が無い程の快感が襲ってくる。 
必死に息を整え、射精をコントロールしようとしていなければ、彼女の指が触れた途端に達してしまっていただろう。 
彼女の指は適確に私の弱点を捉えてくる様だ。 
このままのペースで責められたら、爆発するのは時間の問題に思われた。 
男としてそれだけは避けたい。 
  
再び指を彼女の中に挿し入れる。 
今度は二本同時に、一気に奥まで差し込んでやる。 
彼女の秘穴はすんなりと2本の指を受け入れた。 
彼女の中はこの世の物とは思えない程に柔らかく、熱かった。まるで生きているかの様に私の指を包み込んで来る。 
  
さっきのポイントの更に奥にある筈の、彼女を更に悦ばせる場所を探す。 
本で読んだ通りの場所に… 
あった! 
彼女が仰け反るのを慌てて支える。 
彼女の身体から一気に力が抜けた。 
そのスキに私は体を彼女の足の間に移動し、指を挿し入れたまま彼女の腰を抱き抱える。 
彼女の魅惑的な割れ目が目の前に来る。 
  
指を小刻みに動かして、彼女の奥にあるポイントを刺激しつつ、痛々しい程に膨らんだ彼女の秘芽に舌を這わせる。 
塩素を含んだ水の独特な匂いと、それとは明らかに違う、魅惑的な香りと味が口の中に広がって来た。 
  
強くしてはいけない、あくまでもソフトに。 
指で刺激するリズムに合わせ、舌先でノックする。 
彼女の反応を見ながら徐々にテンポを早くする。 
何度も絶頂に達して敏感になっている彼女は、直ぐに頂上に登り詰めつつあった。 
彼女の身体が痙攣を起こした様に震える。 
その瞬間、彼女の秘穴から何かが迸り出た。 
  
その液体は彼女の秘芽に舌を這わせていた私の顔を直撃する。 
「ビショビショになってしまった」 
と言おうとして、最初からずぶ濡れだった事に気がつく。 
水の中でこんな事をしているのだから当たり前だ。 
そんな事を考えたら思わず笑ってしまった。 
彼女はグッタリしながら、怪訝そうにこちらを見る。 
「あん、何が可笑しいの?私、何処か変だった?」 
不安そうな表情にますますおかしくなって来る。 
必死で笑いをこらえながら、彼女に説明してやった。 
  
話を聞いて彼女も笑い出す。 
和やかな空気が流れる。この子と一緒だととても楽しい。 
「でも意地悪なんだから。私だって貴方に気持ち良くなって欲しいのに。」口を尖らせて抗議する彼女。 
そんな仕草も堪らなく可愛らしい。 
思わず彼女を抱きしめてキスをする。 
面白い程、急に大人しくなる彼女。 
「ゴメンゴメン。君のがあんまり良かったから、直ぐに出てしまいそうになってさ。 
男としてはそんな格好悪い事出来ないだろう?」 
「そんな事無いのに。私も貴方を気持ち良くして上げたい。なのに私ばっかり苛められて、いっぱいイカされて…」 
  
涙を浮かべている。 
それを見て私は狼狽えてしまう。 
慌てて彼女を抱きしめ、涙を舌で掬う。 
そして無言で彼女の瞳を見つめる。 
彼女は静かに顔を寄せ、私に軽くキスをする。 
と同時に彼女の手が私の股間に伸びる。 
そこにはまだ勢いを失わずに、上を向いていた。 
彼女の掌に優しく包まれる。 
その快感に思わず声が出てしまった。 
それを聞いて彼女は微笑む。 
純真な天使の様な、それでいて妖艶な小悪魔の様な、男を魅了して離さない、魅力、いや魔力を持った表情。 
  
「お願い。挿れて。」 
彼女が耳元で囁く。 
私はまるで出来の悪い機械人形の様にぎこちなく頷き、彼女の割れ目を包む布をずらして、そのままの姿勢で彼女に挿入しようとする。 
  
しかし挿れる直前に踏みとどまる。 
私はまだゴムを付けていない。 
私が動かないでいると、彼女もそれを察したのだろう、 
「大丈夫。今日は平気な日だから。そのまま挿れて下さい。お願い、これ以上もう我慢出来ないの」 
彼女の言葉を信じよう。もしそうなった時は全てを受け止めれば良い事だ。 
「わかった。じゃぁ挿れるよ。」 
  
自分を落ち着ける様に、深呼吸をしながら、ゆっくりと彼女の中に入って行く。 
彼女の中は指を挿し入れた時より熱を持っている様に感じる。 
根元まで入ると、どちらからとも無く安堵のため息が漏れた。 
彼女の中が複雑に動き、私の物を優しく包み込もうとしているのを感じる。 
  
「あぁ、凄く気持ちいい。ずっといつ迄でもこうしていたい。」 
「私も。私もずっとこのままつながっていたい。」 
しばらくの間二人はただ抱き合ったまま、何もせずにいた。 
それなのに二人が繋がっている場所からさざ波の様に気持ち良さが全身に広がって行くのを感じる。 
  
水の中で身体が半分浮いている。 
まるで二人で繋がったまま宇宙を漂っている気持ちだ。 
フワフワ、ゆらゆらと、確かなのはお互いの存在と、二人が繋がっている部分の熱さだけ。 
そのままの姿勢でキスをする。 
何度も何度も。 
キスをしただけなのに、全身を快感が突き抜ける。するとそれに反応して私の物がピクッと動く。更にそれを感じた彼女の身体が震え、私を刺激する。 
その繰り返しで、お互いが感じている快感が少しずつ増幅されて行く。 
  
どれ位の間そうしていただろう。 
ピストン運動をしていないので、まだ達する感じはしない。  
  
 
二人はお互いに相手の感じるポイントを見つけるのに夢中になっていた。 
相手のポイントを見つけて、上手く刺激すると、ハッキリと相手の体に反応がある。 
私はぺニスがピクッと動くし、彼女はその時キュっと締まる。隠す事は出来ない。 
この状態で隠し事が出来る人はいないだろう。 
  
まるでゲームを楽しむ様に、お互いをまさぐり合う。 
凄くエッチだけど、この空の様にカラッとしている。スポーツの様な爽やかさすら感じる。 
  
私は時々思い出した様に腰を動かす。水の中で踏ん張る事が出来ないので、激しいピストン運動は出来ない。 
その代わりに、水が揺れるのに合わせる様に腰を揺り、彼女の中を愛撫するつもりの動きで彼女の中を刺激する。 
彼女の中はピッタリと私の物を包み込み、放そうとはしない。 
  
激しくは無いが、ゆったりした濃厚な快感がお互いの体を満たしている。 
私はちょっと良い事を思い付いた。 
頭をコースロープに乗せ、足を反対のコースロープに掛ける、彼女を上に 
乗せて、吊り橋になった様な形。 
彼女のしなやかな体は水の中と言う事もあって、そんな無理な姿勢でも難なく支えられる。 
  
「ちょっと動いてご覧」 
彼女はバランスを取りながら上体を起こし、騎乗位の形になって腰を振る。 
ベッドの上とは違い体を支える事が出来ない分、動きがぎこちなくなっている。 
  
「どぉ?」 
「うん、なんか変な感じ。」 
「気持ち良くはない?」 
「ううん、気持ち良いよ。でもフワフワして落ち着かない。」 
「バナナボートに乗ってるみたいだね。」 
「うん、本当の"バナナ"ボートだね」 
波に揺られる様に腰を動かしながら、二人で笑う。 
  
「そのまま後ろを向けるかい?」 
「こう?」 
繋がったまま彼女は体の向きを変えようとするが、掴むところが無くて上手くいかない。 
「ちょっと無理みたい。」 
「じゃあこうしたら?」 
私はコースロープを離して体を沈める。 
「きゃっ!」 
不意をつかれてビックリしたのか、バランスを崩しそうになるが、さすがに現役の水泳選手と云うべきか、彼女の秘穴は私の物を包み込んだまま離さなかった。 
  
二人で水中に潜り、水の中で体制を変えようとする。 
初めての事で中々上手くいかなかったが、何とか彼女の背中が見える様になった。 
その時、お互いがバランスを崩して繋がった部分が抜けそうになる。 
慌てて彼女の腕をつかみ、腰を抱きながら浮上する。 
  
水の上に顔を出した時には、いわゆる立ちバックの体勢で繋がったまま、彼女を羽交い締めにしていた。 
そのままバストに手をずらして、彼女の柔らかさを楽しむ。 
首を伸ばして彼女にキスをする。 
  
「出来たね。」 
「うん、やれば出来る物なのね。」 
そういいながら彼女は少し不満そうだ。 
彼女の乳首を弄りながら尋ねる 
「どうしたの?」 
「あん、だってこの体勢だと私ばっかり苛められて、貴方に触れない…」 
「確かに。でも考えて見ると、女の子だけが相手を攻められる体位って無いね。」 
「そうかぁ。じゃぁ私、男に生まれれば良かったな。」 
「どうして?」 
「だってそうしたら、貴方をイッパイ可愛がってあげられるし。」 
「じゃぁ、その時は僕は女にならなきゃいけないのかな?」 
「うん、可愛い女の子になってね。もうタップリ可愛がってあげちゃうんだから。」 
  
そう云う彼女の体をくまなく撫ぜる。 
その度に彼女の中がキュっキュっと締まり、そこから快感が押し寄せる。 
「あぁ、ダメ。また一人でイッちゃう」 
  
上気した顔で体をくねらせる。 
あまりの可愛らしさに思わずキスをする。 
  
「この格好、とっても綺麗で可愛いよ。このまま皆に見せびらかしたい位だ」 
「このまま?」 
「そう、二人で繋がったまま、学校中を歩き回って、君のエッチな顔と、感じている時の可愛い声を見せて来ようか?」 
「こんな恰好を見られちゃうの?」 
「そう、二人が繋がっている所も、この透け透けの水着も。」 
「皆に見られる…」 
その場を想像したのだろう。彼女の中が強く締まる。中に挿し入れた私の物が締め付けられて痛い程だ。 
「見られるのを想像して感じてるんだ。いまキュッと締まったよ。」 
「だって、だって…」 
泣きそうな顔になる。 
「ゴメンゴメン。冗談だよ。そんな危ない目に合わせる訳にはいかな 
い。」 
「うん。でも…」 
「でも?」 
「貴方と一緒だったらやってみたいかも」 
「じゃぁ、今度危なく無い時に試してみる?」 
「うん。」 
「見られて感じる何て変態だね。」 
「そんな意地悪な事言わないで。」 
彼女の口をキスでふさぐ。 
乳首と敏感な秘芽を弄りながら。 
  
繋がっている部分から伝わってくる快感は、さざなみから今は大きなうねりになっている。 
何もしていなくても、今まで経験した事の無い快感が体を突き抜ける。 
  
一体どれ位の時間こうしているんだろう。すっかり時間の感覚が無くなってしまった。 
彼女が泣きそうな声で訴える、 
「ねえ、お願い。貴方の顔が見える形でいたいの。このままじゃおかしくなりそう。」 
「わかった。じゃぁ一度抜くよ。いい?」 
「うん」 
  
彼女の中から自分の物を抜く。 
途端にそれまで感じていなかった淋しさに捕われた。 
今までずっと自分を包み込んでいた物が無くなった不安。 
彼女も同じ様な気持ちだったのかもしれない。振り返ると急いで私に抱き付いてキスをしてくれる。手はしっかり私の物を握って。 
  
「じゃあ挿れるよ。」 
「うん、早く挿れて。」 
話をするのももどかしく、再び彼女の中に挿入する。 
あるべき所にあるべき物が収まった、そんな感じがする。 
どちらからとも無く抱き寄せ、ゆっくりとキスをする。 
  
それからは二人で繋がったまま、水の中で話しをしたり、水の中を歩いたり、繋がったままで泳いだりもした。 
不思議な事にいつ迄たっても私の物は萎えること無く、彼女の中で存在を主張し続けている。 
二人とも上気した顔で、息も荒い。体も気持ちも極限の興奮にあるのに、表面上は穏やかでゆったりした時を過ごしている様だった。 
  
「ほらみてこんなになっちゃった。」 
彼女が手のひらを見せる。 
彼女のしなやかだった指は、水にふやけてシワシワになっていた。 
「本当だ、今日はこれ位にしようか?」 
「うん、でも。まだ貴方がイッてない。」 
「いいんだよ僕は。もう充分に気持ち良くなったし。」 
「でも…」 
「また次の機会があるよね?もう一度、いやこれから何度でも君としたい」 
彼女は静かに頷く。それと同時に彼女の中がキュッと締まった。 
  
彼女にキスをして、ゆっくりと引き抜く。 
彼女の口から長い吐息が漏れた。 
もう一度キスする。 
太陽はいつの間にか、かなり傾いていた。 
改めて思っている以上に時間が経っていた事に気が付く。 
こんなに長い間愛しあったのは初めてだ。 
それなのに私の物はまだ勢いを保ったまま、天を指している。 
  
水から上がると彼女が目聡くそれを見つけた。 
「凄い!あんなにしたのにまだ元気。やっぱり一度も出していないから…」 
「君とのエッチが凄く気持ち良かったからだよ。多分出していても、何度だって元気になれると思うよ。相手が君なら。」 
「嬉しい。でも私だけ何度もイカされたのに、貴方が一度もイッてないのはズルい。だから最後は私にさせて。私も貴方がイク所を見たい。」 
  
そう言いながらジリジリと近づいて来る。その気迫に圧されて、何故か後ずさりしてしまう。 
とうとうプールサイドの壁まで追い詰められてしまった。 
「ねっ、覚悟を決めて。もう逃げられないんだから。」 
まるで獲物を狙う肉食動物の様な、今にも舌舐めずりしそうな表情。熱い瞳でこちらを見る彼女も、ゾクゾクする位に美しい。 
  
「わかった。君の言う通りにするよ。」 
「最初からそう言えばいいのに。じゃあそこで横になって。」 
観念してプールサイドに寝転ぶ。 
不思議と私の物はまだ勢いを失わずに、恥ずかしい程上を向いている。 
彼女の水着姿とこれから彼女にされる行為への期待のせいだろうか。 
  
彼女は後ろ向きに私の上に跨る。 
私の両手の上に自分の足を乗せ、私の手を動かせない様にして。 
「これじゃあ手が動かせないじゃないか。」 
「いいの。散々私を苛めてくれたんだもの、ちゃんとお返しをしなくちゃね。」 
  
彼女は自分の股間を私の目の前で見せつける様にくねらせながら、私の物を手で掴む。 
始めは先端への軽いキス。 
続いて手でしごきながら頭の部分だけを口に含む。 
彼女の口の中では舌が複雑に動き回り、私の敏感な部分を刺激する。 
  
「あぁ凄く気持ち良い。ねぇお願いだ、手を自由にさせてくれ。君のアソコを触りたい。そうでなければお尻をもっとこっちへ。君のを舐めさせて。」 
「だぁめっ。ずっと私にさせてくれなかった罰よ。今度は貴方だけがイカされる番なんだから。」 
  
彼女の口撃は巧みで絶妙に感じるポイントを突いてくる。 
目の前に彼女の魅力的な割れ目があるのに手を出せないもどかしさ、手を押えられて身動きが取れない異常性。 
それが普段より私を興奮させている。 
  
「気持ちいい。もう駄目だ、もう出る。」 
そう言った途端に彼女は顔を上げる。 
「まだダメ。もう少し我慢して。」 
こちらに振り向き、横目で私を見つめながら、チラッと舌を出してウィンクしてみせる。 
小悪魔を思わせる表情はそれだけで気が狂いそうな程、悩ましい。 
  
私がイッてしまわない様に注意しながら、緩急をつけた刺激。 
彼女の口の中は、膣のように包み込まれる感じは無いが、その分複雑な舌の動きで私を責め立てる。 
  
「お願いだ。もう、もうこれ以上我慢出来ない。出したい、イカせてくれ!」 
もう恥も何もかも放り捨てて、必死に彼女に懇願する。 
「もう、しょうがないなぁ。さっきの私の気持ちが分かったでしょう?これでおあいこね。」 
「わかった。わかったから早く!」 
  
彼女が私の物を口に含む。 
根元を手で刺激しながら。 
舌が絡みつく。 
それと同時に、奥から吸い出そうとするかのように、強く吸われる。 
もう一方の手では柔らかい玉の部分を弄んでいる。 
  
「ウォ、出る、出る!!」 
この世の物とは思えない快感に思わず叫び声上げてしまう。 
それと同時に、今まで経験した事の無い程大量の精液が迸り出た。 
  
彼女はそれを口の中で受け止めようとするが、予想外の勢いと量に咳き込んでしまった。 
  
「ごめんなさい。吐き出しちゃった。」 
そう言いながらも、口に残った分を飲み込もうとする。 
「そんな。いいよ、あまり美味しいものじゃないでしょう?無理はしないで」 
「ううん、平気。貴方のだったら・・・」 
嬉しい事を云ってくれる。その言葉に思わず彼女を抱きしめたくなる。 
体勢を崩した彼女の足の下から手を抜き、体を起こす。 
そして彼女をきつく抱きかかえる。 
「ありがとう。嬉しいよ。それにとっても気持ち良かった」 
彼女にキスしようとすると 
「あ、止めた方がいいよ。まだお口の中に少し残っているし。気持ち悪いでしょう?」 
「君が受け止めてくれたものでしょう?大丈夫。そんなことよりキスしたい」 
  
強引に彼女にキスする。口の中に何とも表現しがたい味と匂いが広がる。 
「ほら、止めた方がいいでしょう?」 
「いいや、君も同じ思いをしているのなら、それを嫌だなんて言えるわけない」 
「ふふ。無理してない?」 
「そろそろ冷えてきたね。着替えて帰ろうか」 
「うん。お腹も空いてきたね。」 
「じゃあ、一緒にどこか食事に行こう。」 
  
話ながら部室に向かう。 
一緒に、と言いたいところだが着替えを置いてある場所が違う。 
でも次からは一緒の部屋で着替える事も出来るだろう。 
「じゃあ、着替えたらプールの前で待ってる」 
そう言って男子部室、女子部室に分かれて着替える。 
  
服を着ながら、ウキウキしてくる。 
さあどこに行こうか。 
今度はどんな事をして楽しもう? 
これからの計画が色々と膨らんでくる。 
楽しい毎日になりそうだ・・・ 
 
 
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