「KS学園水泳部員共~side stories~」 アクアピオン様
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[2019.03.04] アクアピオン様 「KS学園水泳部員共~side stories~」

中央女学院室内プールは照明が落ちていた。
シャワールームには明かりがともっている。
優菜は1人シャワールームの浴槽に横たわっていた・・・


ふう・・・6年間が終わったわ・・・
女の子の集団は入学の時から辛かった。
力は一番あった。タイムもよかった。すぐに標準も切った。自信もあった。でも・・・

上級生からも同級生からもいじめがあった。
「インターバルにならないじゃない!迷惑・・・」
「力があるってもねえ・・・足引っぱんないで欲しいわ」
高等部に練習で入っても、わざと前にいかされる。いくら私でも敵わない。
「私たちじゃ練習になんないでしょ」
「あなたのタイムで、リレーの標準切らしてもらって。あー嬉しいわあ」
同級生からも・・・そして・・・新しい水着が捨てられて、古い水着を無理に着て、
「あらあ、いいスタイル。薄い水着でセクシーねえ」

派閥化した集団にはなじめなかった。
本当に辞めたくなった。なんで中央に来たんだろ。スクールで続ければよかった。

でも、見ててくれた人がいた。手を差し伸べてくれた先輩がいた。
練習が終わって、シャワーブースで1人隠れて泣いていた。
「辛い思いしてるわね。このままじゃ気持ちが潰れるわ」
「うう・・・グス・・・でも・・・うわーん・・・」
部長の千晶先輩だった。先輩の胸にうずまって泣いた。いっぱい泣いた。
そして、高一の香織先輩が上級生にかけあった。部室で大声が響いた。
香織先輩までが・・・私のせいでそんなこと・・・
高等部の部員が二つに割れた。
しかし、世界ランカーの一言ですべてが片付いた。
実力には逆らえない。
「あんたたちは何を見てるの。他人を見てるの?自分を見てるの?上を見てるの?先を見てないの?先を見ないでどこに行くの?中央女学院水泳部をどうしたいの!」
咲子先輩の一言でその場が鎮まった。
「私は先を見ている。どこを見てる?世界を見てる。先輩もあんたらも恥ずかしくないの!」

翌日から、私は泳げるようになった。
全中、JO・・・
トップスイマーになって、誰も何も私に言えなくなった。
逆に、部員や同級生との時間がなくなっていった。実力を得るとともに孤独もやってきた。
いつもナンパされてばかり。歯牙にもかけずあしらってきたが、何か隙ができた。チャラい男と付き合って関係をもったとき、何をやってるんだろう?我に返った。
そこを打ち破ろうと、あえて部長を引き受けた。
しかし、人間関係をつくって来れなかった私は、苦悩の日々だけが続いた。
大会と悩みの連続で息が詰まっていった。

そして、温泉宿。雪の中の露天風呂で、男達に襲われそうになる。もう終わり・・・
その瞬間自分に光が射した。
裕樹・・・
一瞬で恋に落ちていた。すがりつくとここちよかった。自ら捧げていった。
全くの曇りがなくなった。

そして香織先輩・・・
そのときの自分は香織先輩のおかげで存在できた。
先輩の悩みをなんとかしたかった。でも・・・
結局私は、水泳部を手中におくため、先輩を道具にしていた。
私は何のために水泳をしてたんだろう。

4月におかしな新入生が入ってきた。
実力はナンバー1。でもおかしい。暗い。アンダーが外せない。
上級生がもめていた。またか。何が何でも私がなんとかしてやる。
でも結局は香織先輩だった。
まだまだ私は無力だった。
そう思っていると、新入生は私に頼ってきた。
本当にこんなことがいいのか?と思いながらも、彼女を救うことができた。
私が陽葵を守る。私が守れるものができた。
そして陽葵を守り続けた。姉のように、中3の私が母のように、彼女を愛していたと思う。

しかし別れの時は来る。
離れるのは不安でたまらなかった。陽葵を違う環境にやることが。
でも本当に不安だったのは自分のことだった。拠り所がなくなる。いつの間にか依存していた。私だけでなく陽葵も。必ず断ち切らなきゃだめだ。
そのときが来た。


「医学系を目指すならKSはどうかしら?あなたの成績なら特進に十分よ」
「でも、私は中央で続けたいんです」
「ここでは、限界があるわ。水泳を続けたいんならKSの環境はいいわよ」
「中央では無理ですか」
「うちのカリキュラムでは、あなたの力に追いつかないわ。KSに行きなさい」


3年生の夏に陽葵が懇談で、担任からKSへの編入を勧められ、医学部すら目指せる成績にある陽葵を、このまま中央女学院で内部進学させては将来に関わる。引退せずに水泳を続けようとしていた陽葵には辛かっただろう・・・

父親が言っても、首を縦に振らなかった。陽葵は私と離れたくなかった。でも進路を引き替えにすることじゃない。陽葵には厳しい決断をせまった。

私は陽葵を部室に呼び出した。

「陽葵、私が言いたいことはわかるよね」
「・・・」

陽葵は涙を潤ませていた。私も辛かった。でもいわなきゃならなかった。

「いずれ離れなきゃならないときは来るの。いや、今がそうなの」
「まだ、離れたくない。いや、ずっと一緒にいたい」
「あなたに大切なものっていろいろあるよね。私にもいろいろあるよ。あなたは私にとって大切な人。でもたくさんある大切なもののうちの一つ。あなたにとっても私は大切なもののうちの一つにすぎないの」
「違う、違うもん。私は先輩が一番大切だもん」
「でもね、あなたにとって、私はすべてじゃない。そして、私にとってもあなたすべてじゃない。私は他のたくさんある大切なもののために、あなたを手放す」
「・・・先輩、私のこと・・・うわああああ!」
「私にとって今のあなたより大切なものは、あなたのこれからの人生。あなたの人生を引き替えにするほど、あなたにとって私は大切なものじゃないの。私が大切なら、私の気持ちをわかって、私の心を大切にしてほしい」
「・・・辛い」
「私も辛いよ。でもあなたが大切だから。あなたの道はあなたが決めることだからこれ以上は言わない」
「・・・先輩の言うこと聞かないと私を嫌いになりますか?」
「私はいつでも陽葵のことが好きだよ」
「・・・ありがとう・・・今日は帰ります」
「じゃあ、一緒に帰ろう」

それでも陽葵は涙を浮かべていた。私を見れなかった。いつものように並んで歩いた。

「陽葵・・・人生は、先をみなきゃだめだよ。先を見て・・・自分がどうなりたいのか。それをしっかり・・・」
「先輩・・・私、KSに行きます。KSに行っても先輩が大切なのには変わりないし、先輩も私のこと・・・そうですよね」
「そうよ。私にとっても、陽にとっても、一番大切なのは陽葵の人生と将来だから。私は陽葵が一番好きだよ」
「・・・はい」

陽葵の環境を変えることは、あの時正直不安だった
しかしKSには裕樹がいる。裕樹は必ず助けてくれる。手を出させないようにだけはしなきゃ、ってそれはないか。ちゃんと言っておこうって。そこまで見境なくはないかな。いや・・・あやしいな、フフフ・・・なんて思ったっけ。

部長職は簡単だった。他に任せればよかった。私は単なる権威付け。日本のトップスイマーに駆け上った。

でも・・・人の温もりが足りない。
私だって・・・大切にされたい・・・誰か、私を・・・好きでいてくれる人が欲しい・・・

・・・久しく・・・そう、裕樹に抱かれてからは、女の子の身体を弄ぶだけ。
わたしの胸は、大きくなったけど、すっかり硬くて、指で押さえても弾力ばっかり。
・・・あんっ!・・・ここは・・・裕樹のときより、感じる・・・
感度がよくなってる?いや、わたしのテクニックが・・・知らず知らずに・・・

「ああんっ・・・あんっ!・・・ああ・・・はあ、はあ・・・」

やっぱり感度がいい・・・わたしも成長してる。あっ、自分でなんて・・・だめ・・・

ああっ!・・・先っぽが・・・勃ってる・・・ここを・・・

「ああっ!・・・いい・・・だ、だめよ・・・もう・・・」

・・・むり・・・止まらない・・・いいっ、いいっ!ああん!

「はあ、はあ、はあ・・・」

誰も・・・いないよね・・・こっち・・・
やっぱり。もう、濡れてる。これまで、他の子の・・・は、さんざん・・・
悦ばせ方はわかってる・・・悦び方・・・だめっ!オナニーなんて・・・

「ああんっ!」

ここも・・・やっぱり・・・感度が・・・違う・・・凄い・・・もう・・・

「ああっ、いいっ、あん、あんっ、ああんっ!・・・はあ、はあ・・・」

一番いいところ・・・ここ・・・ああっ・・・いい・・・いいっ!

「ああ~んっ!いいっ・・・はあ、ああ、ああっ!」

イクッ、イクッ!いっ・・・ちゃう・・・

「ああっ!!・・・はあ、はあ、はあ・・・」

・・・凄い・・・なんか・・・ちょっと、落ち着いたかな。

久しぶりに陽葵に会える。元気をもらえるかな。目の前の目標がある。頑張んなきゃ・・・


優菜は浴槽からあがり、明かりを消して、部室を後にした。


続編 追加: 2019.03.04


「インハイもJOも大活躍だったね」
「あなたもベスト更新でしょ」
「キミのアドバイスが役に立った。あれからタイムが伸びっぱなし」
「アドバイスしただけよ。それと、質問のことだけど、フォームのここのとこが・・・」
「あー、なるほど。ここの角度が浅いんだ。じゃあ練習方法しては・・・」
「このメニュー。このドリルをこなしながらチェックすればいいと思う」
「よくできた資料だなあ・・・ありがとう」
「これくらいなら」
2人は席をたって店をでた。

「そんな、おごりだなんて・・・さっきもプレゼントもらっちゃって」
「いいんだよ。お礼お礼。ほんといつも助かってるんだ」
「ありがとう。何かあったら聞いてネ」
「こちらこそ。次は短水路だね。それ終わったらまた会える?」
「うん。大丈夫と思う」
「じゃあ、頑張って」

和将は大会と合宿の合間をぬってKS学園にやってくる眞美にアドバイスを受けていた。練習相手にもなってもらい、着実に実力をつけていた。智也に勝るとも劣らない勢いになっていた。
より詳しくアドバイスをしてくれる、ということで眞美のオフの日にショッピングモールで待ち合わせてカフェに行くことにした。
途中ウインドウショッピングをしながら、アドバイスのお礼に、と眞美の長い髪をとめるヘアクリップを買ってプレゼントした。
眞美は有力選手を多数輩出した業界大手のロマネスクスイミングスクールに在籍し、練習プログラムのノウハウを持っていた。それをもとに和将にアドバイスしていた。

月に1日ある眞美のオフに、和将は街に出てショッピングのあとにアドバイスを受ける、といった案配だった。

冬になって、和将がどうしても聞きたいことがあり、眞美のスクールまで出向いていった。
スクールから出てきた眞美が、話をしながら一緒に帰っていった。
その姿をスクールの窓から眼光鋭い男性が見ていた・・・

「おい、眞美」
「コーチ、何ですか?」
「男の子と会ってるのか?」
「えっ・・・」
「まさか、つきあいなんて。短水路でタイム落としたところだろ。何やってんだ」
「つきあいって・・・同じ学校の部員で」
「休みに会ってるらしいじゃないか。身体を休めるためだろ。遊ぶんだったら泳ぎにこい」
「遊んでなんていません・・・水泳の話をしてるだけで」
「とにかく男の子と会うのはだめだ。遊びたかったら、俺はコーチをしない」

会うことがダメなんて・・・

眞美の担当コーチ、平川は数多くの日本代表選手を育ててきた名伯楽として水泳界に名が通っていた。眞美も平川を請うてロマネスクにやってきた。スクールでコーチの言うことは絶対だった。


「ふ~ん。コーチもなんだかなあ。ホントに名コーチなの?意味ないじゃんそんなこと」
「でも、絶対服従みたいなとこあるから」
「で、あんたは別れる?って言ったって、そもそも付き合ってんの?」
「いやあ・・・付き合ってなんて。でも会えなくなるのは・・・ちょっと」
「ふ~ん・・・」
「ちょっと、遙佳、何よ」
「会いたいんだよね。ひょっとして・・・」
「コーチにそう言われたことで、苦しくなった」
「そっかー。要するに、コーチをとるか、和将をとるか、どっちかだね」
「そんなあ・・・今コーチから離れたら選手権はもう・・・」
「じゃあ和将を切って捨てるか」
「そんなあ・・・」
「もう、うるうるしちゃって。ハッキリ言って3択じゃん。コーチを切るか、和将を切るか」
「もう1択は?」
「両方とる」
「どうやって?」
「コーチに和将と会うことを認めさせる。さあ、どれを取る」
「・・・わからない」
「そう?私には一択しかないと思うけど。ってもう、あんたの答え決まってんじゃないの」
「それこそどうしたらいいのか」
「ねばりにねばる。そして最後は・・・」
「・・・それ、やるの?」
「そう。なるべく多く人がいる前で。演出も大事よ。最後はわたしもついて行くわ」
遙佳は怪しげな笑みを浮かべた。


眞美は何度かコーチに話をしたが取り合ってもらえなかった。

学校が終わり、眞美は遙佳とスクールにやって来た。
ちょうど、小学生の選手コースと一般コースが終わり、ロビーはごったがえしていた。
遙佳は、子どもと保護者にまぎれて、様子を覗っていた。
眞美と同じ中高選手コースの学生が続々と入ってきた。

「平川コーチ、お話が・・・」
「まだ言うのか。だったらコーチはおろさせてもらう。水泳に専念できないのなら、俺は見ない」
眞美の瞳から涙がこぼれだした。
「コーチ、お願いです・・・」
「こんなことで泣くなっ!悔し涙か、うれし涙にしろ!」
眞美はコーチの前で正座して、ひれ伏した。
「・・・お願いします・・・必ず頑張ってベスト出します・・・だから・・・うわあああ!」

騒がしかったロビーが一瞬で静まった。
眞美の活躍はスクールの生徒や保護者はみんな知っている。
その眞美が床に涙をボロボロこぼしながら平川に土下座していた。
皆が唖然として2人を見つめていた。
遙佳に演出と言われてやったものの、眞美は嗚咽がとまらず、床は涙で濡れそぼっていた。

焦って平川がまわりを見回すと、遙佳が人混みの中から手招きしていた。
「なっ・・・あいつ・・・」
平川はしゃがんで、眞美の肩をポンポンと叩き、
「必ずベストだぞ。選手権は最低でも決勝」
と言って、平川は騒ぎに駆けつけた女性コーチに目配せして外へ出て行った。

女性コーチは眞美の肩を抱えて立たせた。
「もう、酷い顔」
眞美の頬をタオルで拭ってやって、ベンチに座らせた。人が徐々に退いていった。
「びっくりしちゃった。でも、思い切ったわね。すごいわ、そんなに好きになれるなんて」
「うう・・・ひくっ・・・ひくっ・・・胸が・・・ドキドキで・・・」
「なんかうらやましいな・・・さすがトップスイマーってとこ。勝負強い」
「・・・コーチ。許してくれた・・・よかった」
涙をしゃくり上げながら、微笑んでいた。

「ふふふ、お久しぶりですねえ・・・随分偉くなられたことで」
「は、遙佳・・・」
「異性交遊が泳ぎに影響すると?どの口が言うた?」
「そ、それは・・・勘弁してくれ・・・」
「まっ、そーいうことで」
遙佳は、にやつきながら帰って行った。


そして、日本選手権は・・・
大規模災害が発生し、5月に延期された上、関西での開催となった。
MSSから美沙、KS学園から遙佳がともに表彰台に登り、ロマネスクの眞美も決勝へと進んだ。

眞美ちゃん、決勝か・・・最近の頑張り方すごかったよな。タイムも更新しつづけてるし。

和将の携帯が鳴った。
遙佳からだった。
「眞美が・・・」
「・・・応援にいきたい・・・決勝は8時か。学校終わってすぐに新幹線なら、なんとか間に合う・・・帰りは夜行バスだ」
「私が言うまでもなかったか。和将の応援が一番だよ。待ってるから」

選手のコースと名前が紹介されながらプールに現れてくる。
4コースの眞美が最後に登場した。レース用のスーツを身にまとっていた。
スタート台の前に立ち、スタンドの遙佳達の方に手を振ると、和将の姿が見えた。

和将!なんで・・・来てくれたの?今日?・・・私のため・・・

そして結果は・・・言うまでもなかった。
眞美は平川との約束を果たした。
しかも日本新と派遣標準も切っての勝利だった。
「よくやった!有言実行。記録より頑張りだよ。彼に礼言わなきゃな」
眞美の頬に涙がこぼれた。

表彰台の真ん中から、眞美は和将に手を振った。和将も大きく両手を振った。

取材を終えて、ジャージ姿の眞美が関係者エリアからでてくると、遙佳と美沙が駆け寄ってきた。3人で抱き合った。
「和将・・・いたよね・・・和将は?」
「あいつは明日学校だからね。公休じゃないから夜行バスでとんぼ帰り」
「そっかー。来てくれた・・・」
「あら、和将君と付き合ってたの?知らなかったわ」
「先輩、それがね・・・」
「えっ、付き合ってない?どういうこと?」
「ちょ、ちょっと、遙佳、それは・・・」
「でもねえ・・・何かコクられたようなもんじゃない?」
「やめてよ・・・」
眞美の頬が真っ赤に染まっていた。


「和将、どうした?1人ダダ遅れじゃないか。調子悪いのか?」
「裕樹先輩・・・腰がちょっと痛くてどうにも・・・」
「もう今日は無理するな。上でラップとってくれ」

プールサイドで和将はストップウオッチを持って記録していた。
そこに制服姿の遙佳が現れた。
「なんだ?さぼってんの?」
「ああ、お疲れさん。腰がさあ、新幹線で3時間、朝までバスで9時間座ったきりだよ」
「わたしの応援のためによく頑張った」
「なんでだよ。だいたい泳いでるとこ見てねえじゃん。眞美は・・・スクールか」
「いや、よくやったよ。それと、これまでナイショにしてたんだけど・・・」
「・・・そんなことが・・・眞美・・・」


週末、眞美が応援に来てくれたお礼がしたいと、和将を食事に誘った。
「これ、優勝のお祝い」
「ええっ!応援まで来てもらって・・・どうして、これ・・・」
「一昨日、遙佳から聞いた。欲しがってるって。まあ高いものじゃないから」
「でも・・・交通費もかかったでしょ」
「残ってたお年玉が底をついた」
「ごめんね・・・」
「謝ることじゃないよ。東京-大阪弾丸ツアー。せめて、たこ焼きくらい食いたかったけど」
「今日たこ焼きがよかったかな」
2人は目をあわせて微笑んだ。

夕暮れになり、駅に向かって2人は歩いていた。
眞美は少し頬を赤くしながら、
「どうして会場まで来てくれたの?」
「眞美が決勝にいったから」
「・・・そうじゃなくて、決勝にいって、なんで来てくれたの?」
「応援しようと思って」
「もう・・・そういうことじゃなくて・・・」
「どうしたの?」
「・・・嫌いだ」
「えっ、嫌いって?どうして?」
「もう!わたしのこと・・・どう思ってるの?」
「好きだよ・・・」
「・・・えっ?そんな・・・あっさりと・・・わたしがどう思ってるかは聞かないの?」
「どう思ってるの?」
「聞きたい?」
「いや、別に」
「どうしてよ!」
「僕が好きならそれでいいかなって。休みのときは会ってくれるし、それで楽しいし」
「そんなこと言ってて・・・じゃあ、わたしが和将と会わなくなって・・・他の人と付き合うようになったらどうするの?」
「それが眞美の幸せならいいんじゃない。眞美が幸せでいてくれることが嬉しい。いろいろ力になってくれて。だから僕が力になれることがないかなあって。応援に行ったら少しは力になれるかと思ったんだ。もちろん僕が眞美を応援したかったんだけどね」
「もう・・・」
眞美の頬に涙が流れた。
「ちょ、ちょっと・・・泣くようなことじゃ・・・」
「泣くようなことよ・・・嬉しい・・・」
「僕も嬉しかったよ。おととい、遙佳から聞いた。コーチに泣いて土下座したって。僕ばっか眞美に頼ってただけなのに」
「違う。わたしは和将がいないとだめだったの。だから一緒にいて欲しい」
「僕も一緒にいたい」
「わたしが和将のこと、どう思ってるか聞かないの?」
「聞かない」
「もう!」
眞美は和将に腕を組んで寄りかかった。
「わたしも好きだよ」
「うん」




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