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「番外編 No.1 邪悪な潜水女 ~悲劇の湖~」 著者: マーメイドハンター様 投稿日: [2022.07.19]

番外編(その1)邪悪な潜水女 ~悲劇の湖~

最初の殺人


麗湖(れいこ)は、社長秘書である。もの静かで控えめ、しかし仕事はできる有能なキャリアウーマンだった。
社長のことを愛していたが、片思いである。社長は、取引先の派手好きな若い娘真湖(まこ)と婚約していた。

社長は、湖の近くに別荘を所有している。そこで釣りしたり、水上スキーや水上バイクで楽しんでいた。
ある日、社長と真湖の会話を偶然聞いてしまった。
「2人で別荘行けないの?」
「急な仕事でヨーロッパに行かなちゃいけなくなったんだ。この埋め合わせは後で必ずするから。」
「1人で別荘でのんびり過ごすわ。湖で泳ぐの気持ちいいのよ。」

平日の湖は人の姿もなかった。水泳得意な真湖は競泳水着に着替えると、プライベート桟橋から飛び込んで湖の中央方向に向かって泳いだ。100m沖にある浮きで折り返し桟橋まで戻ってくる。
真湖がいつもの泳ぐコースだった。浮きの辺りは水深10mぐらいはあるが底が見えるほどの透明度はない。
真湖はまた桟橋から飛び込み浮きに向かって泳いだ。浮きにつかまり一休みする。
真湖は自分の後ろに湧き上がる泡に気づいていなかった。

黒のウエットスーツに身を包みスキューバ装備を身に着けて水中から近づく影があった。
まず真湖の足を引っ張り水中に引きずり込む。1回は振りほどいて水面に浮上し叫び声を上げる。
しかし近くには誰もいなかった。
2回目は真湖の真下から近づき競泳水着の股の部分を掴み水中へ引きずり込む。何とか振り払い浮上する。
しかし黒い悪魔カエルは、再度競泳水着の股の部分を掴み、さらに背後に回り真湖を逆立ち状態にすると、水中深くへ引きずり込んで浮上させることはなかった。
動かなくなった真湖の体に、浮きから湖底に延びているロープに絡めて浮き上がらないようにすると、黒い悪魔カエルは水中へ姿を消した。
桟橋のところに黒いウエットスーツを着たダイバーが浮き上がり、岸に上がった。
マスクを外しフードを取る。麗湖だった。

麗湖はタンクを背負ったまま自分の車まで歩き、タンクを下ろしてトランクに積んだ。その他の器材をトランクに投げ入れると素早く車に乗り込んだ。ウエットスーツは後で脱げばよい。ここは1本道なので誰かとすれ違うとまずい。車は山を駆け下りる。道の駅の駐車場の端に車を止め、着替えた。


2度目の殺人


溺死した真湖の兄が湖にやってきた。スーツ姿である。真湖の溺死は浮きのロープに絡まって溺れた事故として処理された。しかし水泳得意な真湖が溺れたことに兄は疑問を持っていた。
兄は頭脳明晰であったが、スポーツはまるで駄目で、泳ぎもできなかった。

兄は板の桟橋を歩いて先端まできて湖の様子を見ている。桟橋の下に泡が見えている。
黒のウエットスーツに身を包んだ悪魔の潜水女麗湖が潜んでいた。
兄が振り返って戻ろうとすると、麗湖は水面に手を出して兄の足を掴んで湖に転落させた。転落した兄に麗湖が水中から近づき、スーツの脚を掴んで水中に引きずり込む。
不意をつけれ、しかも泳ぎが得意でない兄は潜水女麗湖に水中深く引きずり込まれた。
兄は水面に伏せた状態で浮いていた。
その横に黒いウエットスーツを着た麗湖が浮き上がった。真湖の時と同じようにウエットスーツ着たまま運転して、道の駅の駐車場の端に車を止め、着替えた。


最後の殺人


兄の新婚の妻は水泳の選手だった。泳子(えいこ)という。泳子は湖に出かけた。
競泳水着に着替えると、桟橋から飛び込み浮きにまで泳いだ。
桟橋に手をついて上がろうとした時に、潜んでいた潜水女麗湖が泳子の脚を掴んで水中へ引きずり込む。
水中深く引きずり込まれたが、泳子の想定通りだった。脚を掴まれていたが、それを振り解く。
泳子は浮上せず、一旦潜水女麗湖より深く潜った。麗湖は水面を見上げたが泳子の姿がないので探した。
その時、後ろから抱き着かれた。そしてマウスピースをもぎ取られた。
泳子は潜って麗湖の背後に回り込み後ろから麗湖に反撃したのだ。
レギュレータを奪った泳子は自分で咥えて呼吸すると、麗湖を溺れさせた。
泳子は水面に浮上して、ぐったりした麗を浮きで引きずって泳いだ。
浮きのところで、麗湖を連れて湖底まで潜った。
麗湖のマスクを奪って自分でつけると、タンクを下ろさせ、フィンを外した後、ウエイトベルトを外し、ウエットスーツを脱がせた。水着は着ていなかった。湖底の岩でウエットスーツが浮かないように押さえた後、競泳水着に脱いで麗湖に着せた。スイミングキャップとゴーグルも着けた。
ウエットスーツを着てウエイトベルト巻き、タンクを背負う。ブーツを履きフィンを装着すると、水中を泳いで桟橋まで移動した。

泳子はタンクを背負ったまま自分の車まで歩き、タンクを下ろしてトランクに積んだ。その他の器材をトランクに投げ入れると素早く車に乗り込んだ。
ウエットスーツを着たまま運転し、道の駅の駐車場の端に車を止め、着替えた。
持参したコーヒーを飲みながら、呟いた。
「ありがとう麗湖。夫は真湖に多額の保険金をかけていてそれを手にした。」
「私たち夫婦はお互いに保険をかけていた。」
「私は今全てを手に入れることができた。」




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